こんにちは!
松陰塾 多摩永山校 塾長の三宅です。



一つ質問です。
お子様から「なんで勉強しなければいけないの?」って聞かれたらどのように答えられますか?



とても答えるのが難しい問いですよね、これは。
でもすごく大切な問いですよね。このやりとりがお子様の人生に大きな影響を与えるかもしれません。


私自身、この塾での仕事をやると決めた時に、今一度このテーマについて真剣に考えました。

もちろん絶対的な一つの正解があるわけではありませんが、本日はこの答えについて私なりの考えをまとめました。


考えるヒントを得るために、幕末の時代に活躍した教育者、吉田松陰先生の言葉を引用させて頂きます。
※吉田松陰:幕末に松下村塾を開き、数多くの維新志士を輩出。明治維新の立役者。



「学は人たる所以を学ぶなり」
(自分を磨き、自分はいかに生きるべきか、世のために自分がすべきことは何なのか、を知ることが学問の目的である。)



松陰先生は、単に知識を増やすことを学問の目的としていなかったんですね。
世の中の役に立つために、自分を磨き続け、自分は何ができるのか、何がしたいのかを知ること、が大切だと考えられていたのですね。


この考え方に私はとても共感します。


今、生きている人は誰でも周りの人達に助けられて生きているはずです。
農家の人達が作ったお米を食べて、、、
工場の人が作った洋服を着て、、、
誰かが教えてくれた言葉をしゃべって、、、
挙げればキリがないですね。

だからこそ大人になったら今度は社会のために自分が尽力していくという気持ちが子ども達には芽生えてほしいですよね。そしてせっかくなら、ただ社会貢献するだけじゃなく、自分らしく、好きな形で、貢献していけたら一番パワーも出るし、幸せですよね。



では、なぜ勉強をすることが、自分を磨き続け、自分らしく社会貢献していける子を育むことになるのでしょうか?


大きく2つの理由があると考えます。


一つ目は、自己成長を繰り返すトレーニングになるからです。
自分で課題を発見し、それを克服するために練習を繰り返す。学習が定着することで、テストの点が上がったり、次の単元に進むことができたり。勉強するということはスモールステップを何度も乗り越えていくことの繰り返しです。
生涯自分を磨き続け成長し続けることができる子どもを育てるために、小さな自己成長を繰り返し経験していくことはとても大切です。


二つ目は、社会を、自分を、知るためです。
今、目の前に一台のスマホがあることを想像してみてください。
このスマホがあるという事象について捉え方や感じ方は無数に存在します。

①1台5万円もする高価なスマホ!
②化学素材でできたタッチパネルに触れると画面が反応するスマホ!
③中にある部品が日本製のものがいっぱい使われているスマホ!

どれもごく普通の捉え方ですが、細かく見ると
①は数学の知識、②は理科の知識、③は社会の知識がベースとなっての発想です。


つまり、勉強をすることは、世の中のあらゆる物事を、いろんな視点から見たり捉えることができるキッカケとなりうるわけです。世の中をより深く理解することができるんですね。
そして様々なことを学べば学ぶほど、「これはやってて楽しい」「これはあまり心躍らないな」といったような感情にたくさん出会うことになります。その経験が「自分は何が好きか、何をして生きていくべきか」を考えるうえでの大きな財産となります。


ということで、まとめると、、、
自分を磨き続け、自分なりのやり方で、社会の役に立てるような人になるために勉強をする必要がある、と私は考えます。


もちろん、お子様に、これを言ってもすんなりと勉強の意義をわかってくれる子ばかりではないと思うので、我慢強く言い続けることや、伝え方を工夫する必要はあると思いますが
それでもこの記事の内容が皆様の日々の子育ての一助になれば幸いです!


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